五十肩・四十肩は富田林市・河内長野市・堺市の古岡鍼灸整骨院｜富田林西口駅徒歩3分

五十肩、四十肩は富田林市・河内長野市・堺市の古岡鍼灸整骨院へ！

「四十肩・五十肩」は、正式には「肩関節周囲炎」という疾患群のことで、肩関節の周囲に起こる炎症のことです。
この呼び方の違いですが、どうやら40代でなるのが「四十肩」、50代でなるのが「五十肩」と呼ぶらしいです。
昔は四十肩というのが一般的でしたが、近年は五十肩と呼ばれることの方が多くなっています。
五十肩・四十肩（肩関節周囲炎）は、ある日突然肩が痛んで夜も眠れない、あるいは、じわじわと徐々に肩が痛くなり動けなくなるといった症状が特徴です。
もっとも特徴的なのは「腕が直角以上に上げられなくなる」という症状です。
また、一方の肩が五十肩になると、しばらくしてからもう一方の肩も五十肩になりやすいという傾向があります。
放置しておくと、激痛になり痛みで睡眠を妨げられるようにもなります。

四十肩、五十肩（肩関節周囲炎）の原因は？

「肩関節周囲炎」という文字の通り、肩の関節そのものよりも、その周囲にある腱、靭帯、筋や関節包に炎症が起きたり、「拘縮（こうしゅく）」といって固まったりします。
肩は「上腕骨」「肩甲骨」「鎖骨」「肋骨」で関節が形成されています。
そして周囲を回旋筋群と呼ばれる肩を動かす筋肉が取り囲んでいます。
例えば、腕を上げる時には上腕骨や鎖骨、そして肩甲骨が連動します。
四十肩・五十肩は、これらの関節が変位したり、その周りの筋肉が弱ってくる事が原因で起こると言われています。
つまり、肩の関節の周囲に炎症が起こり、筋肉が硬くなります。
それによって痛みを伴ったり、動作を制限したりするのです。
また肩の周りには、関節がスムーズに動くように潤滑液を含んだ袋である「滑液包」が沢山あります。
この袋に炎症が生じて四十肩、五十肩になるようです。
また肩を被う大きな三角筋とその下に含まれる筋肉との間にカルシウムが沈着してしまい、石灰沈着性腱板炎のため筋肉同士が擦れる度に痛みが起こります。
この場合は、滑液包炎とは異なり、治るまでに時間が掛かります。
つまり四十肩、五十肩の原因は、老化によって硬くなった肩周囲にある腱、靭帯、筋や関節包の炎症だと言えます。

四十肩、五十肩（肩関節周囲炎）の症状は？

四十肩・五十肩の症状の主な特徴として、「肩から腕にかけて痛む」　「上下/水平の動きが制限される」が、上げられます。
症状の進行具合によっても、度合いは違ってきますが、具体的には…

1. 洗髪や髪をとかすなど頭に手をやると肩が痛む
2. 歯がスムーズに磨けない
3. 洋服を脱いだり着たりがしずらい
4. 肩が痛くて眠れない
5. 洗濯物を干すとき腕があげ難い
6. 電車のつり革につかまると痛い
7. 排便後の尻の始末などが不自由
8. 背中のファスナーを開け閉めしづらい
9. ネクタイを結びづらい

「肩を動かすと痛い」　「腕を後方へ回すと痛む」　「肩が上がらない」などの「痛みと運動制限」が特徴です。
また、夜間に痛みが酷く、早朝に激しい痛みで目覚める事や、左右の肩が同時に発症するケースは少なく、その多くは片方だけに起こるのも特徴です。
これらは、徐々に肩の動きが悪くなり、運動が制限され、少し動かすだけでズキンと痛んだり、痛みも頑固なものとなってゆきます。

五十肩・四十肩治療の方は富田林市・河内長野市・堺市の古岡鍼灸整骨院へ

「ズキズキする」などの特に酷い痛みの場合は、アイシングなどをおこない炎症が治まるのを待ちます。
強い炎症が収まり次第、肩回りの筋肉に低周波という電気をかけたりマッサージなどをおこない、滑液包や骨膜の癒着、腱板や三角筋の萎縮の発生を防止します。
必要に応じ骨盤・背骨矯正を行い体のバランスを整える治療もいたします。
脊椎上の歪みを調整する事によって、脳から発信される「運動神経」「感覚神経」などの神経信号を正常に戻し、人間の体を元の健康体へと戻すのです。
体のバランスを整えた後に、肩周りの筋肉をほぐしていきます。
具体的には体のバランスを整え、筋肉の緊張をほぐし、肩がほぐれある程度動くようになったところで、運動療法や手技（ＡＫＡ療法・ＰＮＦ療法）によって肩関節や胸骨、肋骨、肩甲骨などの動きを良くして関節可動域を広げていきます。
肩の痛みによる影響で、背中の筋肉や肩甲骨の周りの筋肉への負担が大きいので背中も全体的にほぐしていきます。
辛い症状から一日でも早く改善出来るよう、全力でお手伝いをさせていただきます。
こうした痛みは1年～1年半位は 続くことがありますが、必ず良くなる病気ですから、運動療法を中心に根気よく治療を続けましょう。
四十肩・五十肩は富田林市・河内長野市・堺市の古岡鍼灸整骨院へ